4月29日 草取り
山桜も見頃を迎えた今回のたそがれ野育園は、相変わらずの除草作業です。 今回は、学生さんたち10名を含む総勢23名でのたんぼしごとになりました。 不耕起にして6年目になるこのたんぼでは、表層の土の状態が徐々に変化してきています。たくさんの人手がはいって、表層を攪拌し続けているせいか、トロトロとした土の層が10cm以上にもなり、ふかふかした感じがあります。前に県立大の土壌物理学の金田さんに診ていただいたときに、その下の硬い地盤層の中に赤褐色の部分があるのだと聞きました。植物の根が残っていることで、土中へ酸素供給が行われているというような話でしたが、また今度、来てもらって、お話聞けるといいです。 コナギ、オモダカ、タゼリ、マツバイなどの水性の植物もやはり、あることはありますが、土が軟らかくてわりと扱いやすいため、人力でやる田仕事にはとてもいい感じです。 このあと、参加者のみんなの区画を割り付けました。2年目の加藤さんはなんと10区画!今野さんは3区画に挑戦。たんぼ全体の手入れや運営面でのサポートをしてくれている東北食べる部とまるこめ農園(秋田キャンパスネット)にも区画をプレゼント。秋の豊かな実りの季節が早くも楽しみです!